導尿(どうにょう)
おしっこを自分で出しにくいときに、細い管(カテーテル)を尿道から膀胱まで入れて、おしっこを出す方法です。決まった時間に行う「間欠導尿」が一般的です。
この記事で分かること
導尿とは
膀胱にたまったおしっこを、カテーテルで定期的に出します。たまったままにしておくと、膀胱や腎臓に負担がかかり、感染の原因になるためです。
- 間欠導尿:1日に数回、決まった間隔でカテーテルを入れて出し、終わったら抜きます。
- 留置カテーテル:管を入れたままにして、袋(バッグ)にためる方法。長く入れっぱなしにしない方がよい場合が多く、主治医の判断です。
- 二分脊椎などで、小さいころから行う子どもが多いケアです。
毎日のケアで知っておくこと
- 手洗いと、カテーテルの清潔がいちばん大切です。
- おしっこの色・にごり・においを毎回見ます。
- 使い捨てのカテーテルと、洗って繰り返し使うタイプがあります(どちらかは主治医の指示)。
- 学校・園では、自分で行う練習(自己導尿)や、看護師が行うなどの体制があります。
おでかけ・おとまりで持つもの
- カテーテル(回数分+予備)・潤滑剤・消毒綿・手指消毒
- 使ったものを入れる袋
- 横になれる、または座ってできるトイレ(多目的トイレに大きなベッドがあると楽です。このサイトの「大人用ベッド」情報が役立ちます)
こんなときは連絡
- 熱が出る、おしっこがにごる・においが強い・血が混じる(感染のサイン)
- カテーテルが入らない、入れるときに強い痛み
- おしっこがほとんど出ない、おなかが張る
役立つ制度
カテーテルは医療保険で処方されることが多いです。排泄に関する用具(紙おむつなど)は、条件により日常生活用具や手当の対象になります。
出典
- こども家庭庁 医療的ケア児等とその家族に対する支援 (cfa.go.jp)
- 厚生労働省 喀痰吸引等制度 (mhlw.go.jp)
ケアの一般的な説明です。やり方・量・回数はお子さんごとに違います。必ず主治医・訪問看護師の指示に合わせてください。急な変化があるときは、このページを読むより先に連絡してください。