吸入(ネブライザー)
薬を細かい霧にして、口や鼻から吸い込む治療です。たんをやわらかくしたり、気管支を広げたりする薬を使います。
この記事で分かること
吸入とは
ネブライザー(吸入器)で薬液を霧にし、マスクやマウスピース、気管切開用のアダプタから吸います。薬の種類と回数は主治医が決めます。
- ジェット式(コンプレッサー)と、メッシュ式(静かで小さい)があります。
- 1回の吸入にかかる時間は機種と薬の量で変わります。
毎日のケアで知っておくこと
- 吸入のあとは、薬のカップ・マスクを洗って乾かします(カビを防ぐため)。
- 人工呼吸器の回路につないで吸入する方法もあります(方法は病院の指導に合わせます)。
- 吸入のあとに吸引をすると、たんが出やすいことがあります(順番は主治医に確認)。
- ステロイドの吸入薬のあとは、口をすすぐ・口の中を拭くなど指導された通りにします。
おでかけ・おとまりで持つもの
- 携帯型(電池式)のネブライザーと予備電池
- 薬液(処方どおり)・薬のカップ・マスク
- 洗って乾かす場所(宿泊先では洗面所を使います)
こんなときは連絡
- 吸入しても息苦しさが続く、ゼーゼーが強くなる
- 吸入のあとに顔色が悪い、ドキドキが強い
- 機械から霧が出ない(メッシュのつまり・故障)
役立つ制度
ネブライザーは、自治体によって日常生活用具の対象になります。薬は医療保険の処方です。
出典
- こども家庭庁 医療的ケア児等とその家族に対する支援 (cfa.go.jp)
- 厚生労働省 喀痰吸引等制度 (mhlw.go.jp)
ケアの一般的な説明です。やり方・量・回数はお子さんごとに違います。必ず主治医・訪問看護師の指示に合わせてください。急な変化があるときは、このページを読むより先に連絡してください。